メルマガ アーカイブ 2009/12/22

これまでに配信させていただいた過去のメルマガ【エフォート通信】を掲載しています。
【エフォート通信】の内容は、主に、戦略・戦術情報をはじめ、中小企業・小規模事業者に役立つ情報です。

※セミナー案内等の「号外」は割愛しています。

【自社の強み‐知的資産経営について1】

こんにちは。エフォート行政書士事務所の中島です。


このメールは私が名刺交換をして頂いたり、普段お世話に
なっている方々に送らせて頂いております。

また、こういったメールがもし不要とのことでしたら、
お手数ですがご一報くださいますようお願いいたします。
m(_ _)m

本メールが皆さまの何かのお役に立てば幸いです。(^_^)


=PR========================
≪税理士・公認会計士・司法書士・行政書士・社労士等の
専門家を全国無料紹介!≫
http://www.expert-net.co.jp/g/effort/
↑↑
ご要望に応じて、税理士、公認会計士、司法書士、
社会保険労務士などの専門家のご紹介もしています。
全国対応で、無料相談窓口もあります。
お気軽にお問い合わせください。
===========================


昨日に引き続き、今日はこの「知的資産経営報告書の利用法」
について触れてみたいと思います。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ 自社の強み‐知的資産経営について2
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


昨日は、知的資産経営・知的資産経営報告書について
お話ししました。

補足して言えば、報告書に盛り込む内容は、
専門用語も極力使わず、素人が見ても分かる
ような文章とかにしないといけません。


でも実は、知的資産経営報告書は、
それを作成することが目的ではありません。


それを作成することにより、
自社の強み、しいては弱みの部分が
報告書を作成していく段階で「見える化」されます。



その「見える化」されたものを社内で共有し、
そしてそれを使いながら、今後の事業戦略、
取り組み、課題といったものを考える材料にするわけです。



大きな企業などは、そういった情報など色んなものは
データベース化されていたり、社内で共有されています。


しかし、小規模、中小零細企業とかになると、
今までの取り組みや、自社の強みなどは、
ほとんどが経営者の頭の中だけのことが多いです。


また、経営者の人的要素が強い場合も多々あります。

・なぜ、売れるのか

・その原因は何か

・何に起因してそうなるのか

・その原因はどうやって生み出されるのか

・そのための取り組みや工夫・努力は何か

・どういう考えのもとでそういう取り組みをしているのか

等など、これらを数値(KPI)を使いながらわかりやすく
まとめたのが知的資産経営報告書です。


当たり前と思っていることが、実は強みであったり、
その当たり前のことがないと、
ある結果が生み出されなかったり。


そういったことを、ヒヤリングなどしていくことで、
明らかになります。

そしてヒヤリングしたことの中から重要な要素を
項目として取り上げ、それらをストーリー立てします。


価値創造のストーリーです。


そうやって報告書を作り上げることにより、
「企業の経営の仕組み」が第三者が見ても
わかりやすいモノにもなります。



さて、この報告書を開示する対象は「誰か」によって
強調するポイント(アクセント)は異なります。

また、それによって、開示できない部分は
報告書には記載しません。


勿論、開示する対象によって、内容を改変するのではなく、
どこまでの情報量を盛り込むかの違いです。


例えば、開示することで、

1.自社の営業秘密の漏えいに繋がる恐れのある場合

2.関係者(取引先等)に影響を与える場合

3.競合他社に有益情報を与えてしまう恐れのある場合

などの場合です。

こういった場合は、開示可能な情報は限定されます。


知的資産は、企業の競争優位の源泉です。

だから、どこまで開示するかは、経営判断ですね。


具体的に言えば、作成の目的が、例えば、
事業承継・幹部育成・他社との事業提携の場合。

知的資産経営報告書を開示せずに、
内部ツールとして使うにはとても有効だけど、
開示してしまうと、模倣されて企業価値が
下がる恐れがある場合などです。


事業提携だと、提携スキームも盛り込むでしょうから、
開示によって相手企業に迷惑をかける可能性があるからです。


しかし、作成の目的が、新規取引先開拓や、
ブランド力の強化、さらにはリクルートでの活用など
外部に対して積極的にアピールするには、
知的資産経営報告書を作成して開示することは
とても有効です。


だから、何を開示して、何を開示しないか
ということの判断も、作成していくうえで、
不可欠なプロセスなわけですね。


今回、僕たちが作成支援させていただいた2社とも、
新規取引先開拓や、より外部に評価していただきたい
という目的があったので、開示することになりました。

でなければ、ここでも公表してませんけど^^;



で、開示していく場合のその開示対象や目的を簡単に言うと、

・限りある資産の最大活用

・社内での価値の共有

・新規開拓に利用

・リクルート用としての企業の方針・取り組みなどの情報開示

・金融機関に対する非財務情報の開示

などがあります。


目的についてもっと具体的に言うと、

>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>
● 限りある資産の最大活用として

この場合、自社の「強み」や「弱み」を
じっくり再評価することで、
活かすべき知的資産が明らかになり、
経営力の強化につなげることができます。


● 社内での価値の共有や内部マネジメントツールとして

社長の思いを従業員に知ってほしい!

社長がどんなによいアイデアを持っていても、
それが社員に伝わり、共感されなければ意味がありません。

知的資産経営報告書を作成することにより、
会社の方針と目標が共有され、
社員の士気が高まることが期待されます。


● 新規開拓・リクルート・外部ステークホルダーへのアピール

みんなにこの会社のよさを知ってほしい!

取引先、金融機関などの外部ステイクホルダー(関係者)に
信憑性の高い評価を開示し、企業の将来性を
評価してもらうことによって、
取引や融資に関するプラスの影響が期待されます。
>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>

こうやって、知的資産経営報告書というものを
今後の活動の中で、自社の武器として使っていくわけです。


このように、企業の存続・発展にとって、
ステークホルダー(顧客、金融機関、取引先、従業員等)に
会社の優れた部分を知ってもらうことは大変重要であり、

正確な財務諸表に加え、非財務の情報
(自社の持つ知的資産の優位性)を伝えることが必要です。


伝えたい相手に自社の優位性をきちんと伝えるために、
「知的資産経営報告書」を作成し、開示することで
自社の真の姿(価値)を知ってもらうことが出来ます。



ある金融機関の融資担当者から直接聞いた話ですが、
融資判断としては、
財務情報:非財務情報の割合は、7:3だそうです。

で、この「3」を埋めるのに、「知的資産経営報告書」
かなり有効だと仰ってました。


また、今回作成支援させていただいた企業様は、
実際に融資の最終判断で報告書が決め手となったり、
新規開拓をしていく上での説明ツールとなったりしてます。


さらに、自社のことを説明するのに、
知的資産経営報告書を見てもらえれば、
理解してもらえてとても有効活用させていただいてます
というお声を頂いています。


ただ、知的資産経営報告書を作成させるまでに、
4ヶ月~半年近くかかります。

その間、5回ほどヒヤリングさせていただきます。

1回のヒヤリングに3時間前後費やします。
(実際に作成支援された経験のある
【関西知的資産経営研究会】会員の他の専門家も共通認識)


と、メリットばかり言うのではなく、
時間をお取りするというデメリットもあります。


しかし、僕たちが参加している
【関西知的資産経営研究会】のとある研究発表での話では、

『作成「後」に喜ばれる』ということを仰ってました。


関西知的資産経営研究会
http://www.jiam.or.jp/serviceindex1.html


そういうこともあって、「知的資産経営」がなかなか
浸透していかないのかもしれません。


でも実際、作成したその効果として、

今までの経営における取り組みについて整理できた

今後の経営戦略上において、何を強化していけばいいかわかった

弱みの部分や課題も明確に見えることができた

新規開拓における説明ツールに使う

金融機関からの融資に有効的に使えた
 (実際に融資が実行された)

(注:知的資産経営報告書だけで融資が決まるわけではありません)


などなど、先述の『作成「後」に喜ばれる』

ということをものすごく実感したわけです。


出来あがった時のお客さんの喜びの声を聞いて、
僕たちも、本当に嬉しかったですね。


とまぁ、まだまだ「知的資産経営」という言葉自体、
浸透しているわけではないですが、
より多くの経営者さんに知っていただければと思います。



その他、「知的資産経営」について、
手前みそながら、僕のHPのリンク集からも
ご参考になるかと^^
http://effort-office.net/chitekisisan/link/



-----------------------------------------
エフォート行政書士事務所
行政書士 中島 巧次
〒520-0864 滋賀県大津市赤尾町4-24
TEL:077-532-7233 FAX:077-532-8288
URL: http://effort-office.net/
ブログ:http://koutannikki.seesaa.net/
e-mail: info@effort-office.net
-----------------------------------------
【編集後記】

昨日は、ある地元エフエム局の
1周年プレイベントに出席してました。

その後、そのイベントとは別で
その局のパーソナリティの方と
飲んでたんですけど、

あわや最終電車を乗り過ごすとこでした。

ちょっとの距離とはいえ、
ダッシュして息が切れる。。。

昔と違う体力に哀しくなりました。。。

師走・・・走る・・・

息が切れないように頑張りましょう^^


それでは良いお年をお迎えください!!


最後まで読んで頂きありがとうござます!!


今後、こういったメールがもし不要とのことでしたら、
お手数ですがご一報くださいますようお願いいたします。
m(_ _)m


ページの先頭へ